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イラク:武装集団が教育関係者150人拉致、もはや国は広大な死刑執行場

2006.11.15 Wed 09:23:36

 イラクの首都バグダッドで14日、内務省特殊部隊の制服を着た武装集団が高等教育省の建物を襲撃し、アジリ高等教育相によると、同省付属研究機関の幹部や研究員ら100〜150人が拉致された。

 AP通信などによると、この研究機関は外国留学を希望する研究者や学生に奨学金を支給する役割を担っていたといい、こうした活動に反発する勢力の犯行の可能性がある。


イラクではシーア派が残忍なテロ行為を行っている。毎日毎日だ。軍人同士の戦争とはわけが違う。狙われるのは常に弱者だ。倫理的に許されない「おんな、こども」が標的になる。

日本ではいじめでの自殺が話題になっている。自殺の場合も若年者が対象になる。老人が自殺しても社会的に影響は少ない。テロも同様に、老人ホームを襲撃しても社会的影響は少ない。女、子供を殺した方が影響力がある。

両者に共通しているのは、共に自殺であること。できるだけ社会的影響が大きくなるようことを考えていること。そして最後に「逃げ場がない」ことである。ちなみに相違点は人数が多いか少ないか? つまり、他人を巻き込むか、巻き込まないか?だけである。

 いじめに会って自殺する子も逃げ場がない。学校、学級というオリにいれられているから、いじめから逃げようと思っても、逃げることができない。ここから逃げようとすれば登校拒否しかない。しかし、登校拒否したとしても、田舎では繁華街が限られているから、遊びにいけばいじめっ子と遭遇する。つまり、田舎社会では遊び場ですら逃げ場がない。

 今回は、この逃げ場が無いということに注目しよう。いじめ(テロ)の激化と逃げ場がないことは、実は多大な因果関係がある。

 生意気な子犬を犬の集団に入れておくと、絶対にいじめられる。噛まれてしまう。ところが、サークルという囲いがなかったら、子犬は逃げることができるので噛まれない。サークルで囲っているから逃げ場が無くてかまれる。

 国というのは、まさにサークルであり囲いだ。この囲いから逃げられないからいじめが激しくなるのだ。イラク:シーア派によるいじめは、悪口を言うなんて生易しいものではなく、実際に殺される。そういういじめだ。しかし、逃げ場がない。イラクに居る限り、どこにいてもテロの対象になる。しかも、このいじめは相手がもっとも嫌がるものをする。つまり女、子供を殺すわけだ。

 今回のテロの標的になったのは、金持ち達を海外に逃がす学校だ。弱者たちがイラク国外に出ることができず、テロで殺され続けている中、のおのおと海外に逃れることができる金持ちたち。それを支援している高校がテロの標的になった。逃げ場をふさぐためだ。

 イラクでは、今、序列が出来ていない。人間の序列ができていない。だから序列を作るために、いじめ合戦を行っている。まさに学級と同じ。フセインというヘッドをもぎとったために、序列がなくなってしまったのだ。

 このテロは新しい序列ができあがるまで続く。そしてテロリストたちをイランやシリアが支援して、共倒れを狙っている。イラクを弱らせて、自分の下につかせるためだ。これもまた、大きな意味で序列。

 人間は序列を作るために、いじめを行うということがよ〜〜〜〜〜くわかる。テロもいじめも意味は全く同じ。ただ、規模が違うだけだ。

 そして、地球というオリに入れられている我々は、アメリカのいじめから逃れるすべはない。これをよく理解しておくことだ。アメリカは序列を作るために、世界に戦争を挑んでいるのだから。

 ただ、理解しても、いじめはなくならない。いじめこそが人間の本能だからだ。これをなくそうと考えている教育者たちは、人間の基本原理を理解していない。

 ただ、これだけは言える、序列が完全に決まればいじめはなくなる。序列を決めることは自由を奪う事でもある。この二つを理解した上で、いじめ問題、テロ問題を考えなさい。ま、ここまで考えられる学者は今の日本にはいないだろうなあ。残念。期待していない。

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児童虐待増加、虐待はいじめっ子を作る

2006.11.11 Sat 12:12:30

生命のストレスがかかると、暴力的になる。これはほとんどの生物(植物も含む)に共通のようだ。もちろん、人間も例外ではない。

 アメリカのグランドキャニオンの湿地帯に住むトラフサンショウウオは乾季になって食用のコケが少なくなると、鋭い牙が生えてきて、共食いをするようになる。ストレスがきっかけで、身体に変化が現れる仕組みだ。もちろん性格も凶暴になり共食いを始めるのだが、このとき、真っ先に凶暴に変身できなかったサンショウウオは殺されて餌食になるだけだ。

 このように、ストレスが生物を凶暴にさせるシステムは当然ながら人間にもしっかり遺伝している。

ストレスが両親に加わると、子を虐待するのは当然ながら人間の本能。そして虐待された子供は凶暴にな性格になるのも、これも人間のシステム。

 具体的には、負けることを強く拒否する性格に仕上がる。しかも、親によって暴力に屈するようにインプットされているため、強い者には従うが、弱いものには凶暴さを示して、自分に従わせるといい、というように洗脳されている。だから虐待を受けた子の多くは、絶対に負けたくないという不屈の精神と、暴力が全てを解決できるということを身体に覚える。

 まさに、力で力を支配する無法地帯の土壌を作る事になるが、トラフサンショウウオと同様に、凶暴になれなかった人間は、昔は殺されていたのだと思う。

今は違うと言っても、人間の遺伝子は10万年前とほとんど変わっていない。だから両親にストレスが加わると、子供は暴力的な性格を持つようになる。これが生き延びるためのシステムだ。

逆に、極端に逃げまくる子供の出来上がる。暴力恐怖症である。ただし、逃げ回る子供ですら、負けを認めない精神だけは根強く残る。逃げ回って負けを認めなくなる子供は悲惨である。これはいじめられる側に回ることになる。

 また、親が溺愛し、甘やかして育てた場合も同様のことが起こる。親と子の主従関係を教えられなかったために、人に屈する、ことを学ばないからだ。

 当然、いじめっ子にも屈しない。親にも屈しない。先生にも屈しない。それでいて成績や運動神経がよくない生徒は悲惨だ。実力が無いのに、上下関係を守らない不届き者ということで、いじめっ子からいじめの対象として集中攻撃を食らうことになる。

 ここで言いたいことは、いじめっ子もいじめられっ子も、基本は家庭に原因があるというところだ。もちろん、いじめに遭遇しやすい基本性格というものもある。ただ、家庭が子供の凶暴性に及ぼす影響力は絶大だとだけ述べておこう。

 一度凶暴になった性格を、学校の先生ごときが、変えられるはずがないのだ。大人になってから、この凶暴性を修正したければ、戸塚ヨットスクールにでも入れてあげるしかないのである。

 ただ、おもしろいことに、虐待といじめ、被いじめの関連を研究する教育者は少ない。

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いじめ苦に自殺予告状を出す少年の心の暗闇

2006.11.07 Tue 11:20:14

11月11日に自殺をすると予告した手紙が文部科学大臣あてに出された。真偽ははっきりしない。差出人は不明。いたずらの可能性もある。ただし、いたずらにしては文面に感情がこもっており、極めて本物に近く、単なるいたずらではなさそうだ。

 とりあえず、この手紙の差出人を少年Aとしよう。少年Aは自分をいじめた人たちに復讐のつもりでこの手紙を書いたことがありありとわかる。いじめた生徒の両親や学校の先生にまで恨みの言葉がつづられている。さて、みなさんはこの手紙をどう読み取るか?

 実をいうと、脳の生理学上、少年Aのとった行動は、イスラエルやイラクでの自爆テロリストの行動原理と似ている。自分の死を賭けることがまず共通点。命を賭けることは生物界でもっとも強い力を得たことと同じ意味になる。なぜならば、死を恐れない場合、原子爆弾ですら怖くないからだ。もちろん、やくざも怖くない。いじめたやつらも怖くない。つまり、死を賭けた瞬間に生物界で最大の力を得たことになる。

 この力を利用すれば、文部科学大臣ですら動かすことが出来る。マスコミも動かすことができる。人を大勢殺すこともできるし、国民を震え上がらせることもできる。自殺はそれほどに大きな力を得る道具になる。

 自爆テロリストはまさに、この心理から自爆を行う。生物最大の力を得て、自分を窮地に追い込んだ社会に復讐するために行われる。

 今回の自殺予告手紙はまさにテロリストたちの心理と少しも違いがないのである。全く同じと言ってもいいすぎではない。まさに、この少年Aは今、自殺という世界最強の武器を手にして陶酔している。

 これを期に少しだけ考え直してほしいことがある。いじめ問題はいじめられる側にも、大きな問題があるということを。

 私は前々から述べているが、いじめる側といじめられる側の脳のシステムはほぼ同じ。負けたくないという勝ちにこだわる欲求が極めて強いことだ。その欲求が外にでるといじめ側になり、内に出るといじめられる側になる。

 人間の社会では団体行動をすると、必ず序列が生まれ、命令する者と従う者ができてしまう。ところが学校では全員を平等に扱わなければならないために、この序列を無視しなければならない。ここで、「従うことがイヤ」だという人間が複数現れた場合に闘争が起こる。

 通常、闘争によって暗黙の序列が生まれ、命令者と従う者に別れるのだが、闘争を避けつつも「絶対に従いたくない者」も生まれる。これがいじめられっこになる。いじめられっこになる者は闘争はしないが、絶対に従わないという内なる闘争を繰り広げる。しかも、校則を武器にして、先生にちくったり親にちくったりもするという、陰湿な対抗手段をとる傾向が高い。つまり、自分が闘争しない代わりに、親や先生に代理闘争をしてもらおうという戦法だ。これがさらにガキ大将のいじめ心に火をつけることになる。

 誓って言うが、人間は社会性の動物がゆえに、意味のないいじめは絶対にしない。本当の弱者に対してはいじめないのだ。これが社会性のある動物の本能である。もう一度誓って言う。人間は本当の弱者に対してはいじめを行わない生き物だということ。

 しかし、社会の序列に従わない、反抗的な弱者に対しては、陰湿ないじめをする。これも本能である。弱者のくせに従わない場合、それは体に覚えこませるしかない。

 今回のいじめ苦の自殺予告は、そうした「いじめられる側の人間」の心の暗闇を浮き彫りにしたと言える。いじめられる側にきちんとしたいじめられる理由があることがわかったわけだ。つまり、自分の命を懸けてでも、文部科学大臣に訴えるという、絶対に屈しない闘争心があることが暴露されたわけだ。

 弱者なのにもかかわらず、これだけ強い闘争心を持っていれば、絶対にいじめられる。それはあまりにも当たり前の話なのだ。これだけの闘争心があるのなら、きちんといじめっこと決闘すればいい。そして序列に決着をつければいい。しかし、決闘すれば負けるとわかっているので、絶対に負けたくないから決闘しないのである。これは卑怯というもの。さらに、自分たちの序列の問題なのに、周囲の大人たちを巻き込み、自分の命を削ることで同情を集め、いじめっこを攻撃させてしまおうという 陰湿な攻撃を行っている。
 いじめられっこは自分がどれだけ陰湿な攻撃をしているか、全く気付いていないのだ。この陰湿さがいじめっ子のはらわたをを煮え繰り返させていることを。

 そして、もう一度言う、人間は本当に弱い者をいじめることはしない。なぜなら社会性のある動物だからだ。

 さて、いじめを苦にした自殺と、テロ事件は数々の共通点がある。まず、逃げ場所がないということ。いじめられ、しいたげられても、逃げるところがない。イラクはまさに、今、そういう状態である。家庭環境が劣悪であるということ(親の愛情が希薄)。テロリストを志願する子たちの家庭環境もまた劣悪で、親の愛情が行き届いていない。

 さて、大脳生理学的には、AV女優も立派なテロリストである。自殺志願者である。あれは自分の体を殺しはしていないが、魂を殺している。親からもらったボディーを粗末にすることで、親に復讐しつつ、セックスを武器にしてしまうというテロリストなのだ。セックスが武器にできれば、強姦されたとしても怖いものは何もない。失うものが何もないのだから。そういう意味でテロリストである。AV女優志願と自殺志願の原理も、大脳生理学的には大差がない。

 AV女優志願者もまた、親からの愛情をまともに受けていない家庭に育っていることが多い。

ここまで大脳生理学的に見ていくと、いじめへの対策は学校だけがいくらがんばっても困難だということがわかる。

 まず、家庭環境が悪ければ、子供に不屈の闘争心が芽生えてしまい、誰にも服従しない、非社会性の強い人間ができあがってしまう。これが、いじめ問題の根本である。

 バブルがはじめ、経済が困窮し、せまい土地に押し込められて、逃げ場を失えば、いじめられる人間は必ず出る。そして自殺してでも復讐しようとする闘争心が生まれる。

 ただ、残念なことが一つだけある。現在、世の中に出ているスターたち、大会社の社長など、あらゆる成功者たちは、昔、いじめられっこだったということである。彼らは劣悪な環境に育ち、親の愛情をまともに受けていなかったことが多い。だからこそ不屈の闘争心が生まれ、現在、成功者として君臨している。

 いじめられっ子こそ、将来の成功者予備軍であるのだ。それを自殺などというつまらない手段で、つまらない復讐に命をかけてしまうことが残念だ。

 こういう残念なことが起こらないようにするためには、逃げ場を作ってあげるしかないのである。

 劣悪な家庭環境を改善させることは不可能なのだから。

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17歳少年、ハンマーで4歳児を殴打 容疑で逮捕

2005.04.22 Fri 21:51:52

17歳少年、ハンマーで4歳児を殴打 容疑で逮捕−−東大阪の公園

 ◇「誰か殺したかった」−−4歳児、頭の骨折る重傷 21日午後3時40分ごろ、東大阪市松原南の花園中央公園で、遊んでいた同市吉田6、会社員、西津俊樹さん(35)の長男翔太ちゃん(4)=私立恵徳幼稚園児=が突然、男にハンマーで殴られ、右頭頂部を陥没骨折する重傷を負った。約20分後、同市内の無職少年(17)がハンマーの入ったカバンを持って大阪府警枚岡署に自首し、同署は殺人未遂容疑で緊急逮捕した。少年は「老人以外なら誰でもいいから殺したかった。2年前から準備していた」と供述。 (毎日新聞ニュース)


 自由を懇願する少年の悪あがきと言えるこの事件。残念ながらこの世から悪は決してなくならない。
 「世の中に秩序が生まれ、大部分の人がその秩序に従うようになると、悪人は大いに得をする」。これは進化生物学的に証明されている公式です。悪人とは、他人を騙し、傷つけ、強奪し、時には殺し、自分の利益を追求するたぐいのものです。

 世の中の大部分が秩序に従う善人ばかりで構成されると、いわゆるだましやすい人間、脅しやすい人間、殺しやすい人間が増えることを意味します。つまり、悪人の餌食が莫大に増えるため、悪人になるとおおいに得をするという公式です。

 悪人は普段、善人の顔をして、一般市民に紛れ込むので、その正体がまずばれることはありません。また、人殺しをした後も一般市民に紛れ込めば、罪を問われることもありません。こうした理由から、この世から悪が根絶することは未来永劫決してないと言われています。ただし警察組織があるので、悪人は自由がなかなかききません。

 ところが、もしも、この日本に警察というものが存在しなければ、悪の楽園が誕生します。善人が多いほど、悪人は得をするのですから、まさに現代は悪人の天国と化すでしょう。

 では、もし、本当に警察がいなくなったとしたら、日本は悪人だけの世界になるか?というと、そうなりません。例えば悪人が栄えて、8割を占める世界となると、悪人が善人を騙す、殺すということが困難になります。なぜなら、ほとんどの人が悪人なので、殺そうと思っても、逆にこっちが殺されてしまうからです。

 通常、悪人も善人の顔をしてまぎれているので、悪人同士が騙しあいや殺し合いを繰り広げるため、悪人は人口を増やすことができなくなります。それどころか、悪人でいるメリットが全くなくなってしまうのです。なにせ、餌食である善人がほとんどいないのですから。

 一方残り少なくなった善人は、少ないながらも、善人だけのまちを作り、互いに助け合い、秩序を作り、少しずつ人口を増やしていくことができます。なにせ、悪人同士が殺し合いをしている間、善人同士は協力しあうので、圧倒的に利潤が大きくなるからです。すると、世の中は善人だらけになり、悪人は少なくなります。

 しかし、悪人が少なくなり、善人が増えると、再び悪人が得をする時代が訪れます。なにせ悪人は善人をかもにして生きているのですから。となって、話は一周します。そして、つりあいのとれているところで、善人と悪人の比率が落ち着くというのが進化生物学のモデルです。
 というように、悪人は決して絶滅しません。

 警察力が強い国家では、この善人:悪人の比率を、善人が大部分を占める比率に持っていくことができるのですが、警察力が弱くなると、悪人の比率が高くなるのが自然です。

 さて、今回のような17歳少年Aはまさに悪人のタイプとしてこの世に君臨しています(まあ、誰もが悪人に変身することはあるのですが…)。悪人が欲しがるものは自由そのものです。もし、警察や法律がなく、全く自由であったなら、悪人の天国ですから、彼は殺し放題、盗み放題、強姦し放題です。それが幼い狂った少年の野望です。

 そんな自由を望む彼にとって、秩序や法は自分を抑圧する悪になります。そして常日ごろ、その悪に対して怒りを持つようになります。これが殺意の源です。

 さて、佐世保で起こった小学生同士の殺人とは違って、彼の殺人行為には同情すべきところがあまりありません。佐世保の事件では、自分のプライドを守るために命を張ったという主義(許されるものではありませんが)がありましたが、今回の少年Aにはそういう信念がなく、殺しのスリルを味わいたかったという愉快犯であったことが、その心理から読み取れます。だから殺した後、プライドもなくそのまま自主しています。つまり、殺す目的を全くもたずに、殺人未遂事件を犯しています。すっきりしたいがための殺人です。

 心配なことは、こういう少年は殺人の快感を覚えてしまうことです。まあ、唯一の救いは、彼が「殺人は楽しいけど、刑務所に長年入るのは割に合わない」と悟ってくれることです。しかし、次回、殺人を犯すときは、きっと犯行がわからないように計画してやることでしょう。アメリカではそういう愉快犯的な大量殺人がいくらでもあるのですから、彼がそうならないことを祈ります。

 ただ、一度覚えた殺人の快感中毒になっていないことを祈るしかありません。愉快犯は常習者になるのがもっとも恐ろしいと言えます。

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死体遺棄:中古車売買巡り相手殺害、組員を起訴 北海道

2005.04.09 Sat 10:54:03

 北海道小樽市内の天狗山に死体が遺棄された事件で、札幌地検は8日、札幌市中央区南8西5、暴力団組員、磯武志容疑者(34)を殺人、死体遺棄の罪で、小樽市最上2、同、小林委之(ともゆき)容疑者(31)を死体遺棄の罪で札幌地裁に起訴した。

 起訴状によると、磯被告は04年10月18日午前3時45分ごろ、小樽市の自動車用品店駐車場で、知人の江別市大麻、無職、村上司さん(当時39歳)と中古車売買を巡りトラブルになり、包丁のようなもので村上さんを刺して殺害した。さらに、磯被告は小林被告を呼び出し、2人で遺体を車で天狗山に運び、山林に捨てた。【真野森作】

毎日新聞 2005年4月9日 6時42分


 たかが中古車の販売を巡って、このように人の命が簡単に奪われるとは・・・人間というものはなんと利己的な生き物か・・・と思ってしまいます。気に入らない人がいれば殺してしまえという発想は何とも残忍な行動です。まあ、ただ、実行に移す人は少ないですが、このようなキレた感情が起こったことがあるという人は意外にも多いと思います。

 キレる人が最近多くなったと言われますが、それは間違いです。遺伝子的にはもともとキレやすい性格はインプットされていて、その遺伝子が急に現代になって変わるということは考えられません。つまり、人間のキレやすさは、何十万年も前から遺伝子にインプットされていると言えます。

 ただし、このキレやすい遺伝子は「ストレスを感じたときに出現せよ」というプログラムがなされているということは言えそうです。ですから、ストレスに弱い人=キレやすい人と 言えるでしょう。ですから、小さなころから常にストレスを感じる環境に置かれていた子供で、それを暴力によって発散させていて、大人たちに注意もされずに育った場合、このようなキレる人格が作られていくのかもしれません。

 アメリカの湿地帯に住むトラフサンショウウオという生き物はコケを食べて生きていますが、コケがなくなり、食べ物が少なくなると、そのストレスで、凶暴な性格になり、鋭い歯が生えるように遺伝子にプログラムされています。そして、共食いをはじめるのです。

 もし、いち早く凶暴なサンショウウオに変身できなければ、食われて死んでしまいます。この生き物の世界ではキレて凶暴性を得ることは生き残るために必要だということがわかります。キレなければ生きていけないからです。

 もちろん、人間にもキレる遺伝子がプログラムされています。ストレスを感じてキレて、相手を殺さなければ、生きていけなかった時代があったということを物語っています。

 だからこそ、私たちはストレスがたまると、誰もが凶暴性を持つに至るはずなのです。だからこそ、私たちが学ばなければならないのは、そのストレスをどう解消していくかという「解消の技術」です。不幸にもそれを学べなかった人は今回のような事件を起こすこともあるのでしょう。なにせ、私たち全員に、キレす遺伝子が入っているのですから。

 あなたの中に潜む、キレる遺伝子。それを認識しておくことが、それを防ぐ1つの方法でもあります。

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