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アフガニスタン:武装勢力70人死亡 NATO軍と戦闘中

2006.11.23 Thu 17:01:10

 【テヘラン支局】アフガニスタンの北大西洋条約機構(NATO)軍によると、南部ウルズガン州で28日、同軍基地が武装勢力に襲われて戦闘になり、武装勢力メンバー70人が死亡した。AP通信が伝えた。また同州で29日、道路に仕掛けられた爆弾でNATO軍兵士1人が死亡した。国籍は明らかにされていない。


 泥沼だな。人間は社会的動物であって、常に序列を作り、下の者は上の者に従うということを忠実に守る。また、上の者は下の者の命までも操る。上下の位が一つでも違えば、下の者は奴隷同然。そこに人権はない。

 これが人間の本能だ。わかるかな? 本能なのだよ。遺伝子に組み込まれているから本能。

 何がいいたいか? 序列を守るのが本能なら、序列がつくまで殺し合いをやめないのも本能だということ。

 逆に言う。序列が一度決まってしまえば、人間は殺し合いをしなくなるということ。戦争も起こらない。平和になる。これも本能。したがってこういう図式になる。

自由と殺戮か 平和と奴隷か この二つの選択をするのが人間の本能ということ。
いつの時代も、どの国も、全てこの図式から外れていない。今の日本もそうだ。みんな法律を守っているのは、序列がはっきりしているからだ。序列を作る制度が確立しているからだ。

 アフガニスタンには序列がない。NATO軍がアフガニスタンの頂点であるタリバンの頭をそぎ落としたからだ。NATOがいなくなれば、序列を作るための戦国時代に突入する。

 本当に平和にするためには、アメリカが一度、アフガニスタンを自国の領土としてしまい、移民たちで序列を作り、その後に香港のように領土を返還するのだ。それしかないが、今の国際社会ではそんなことは許されない。それどころか、アフガニスタンは移民が住みつけるほど、裕福な土地ではない。だから無理無理。

 収拾がつかないが、どうするつもりだろう。イランも同じことだ。人間の本能を、学者たちはもう少し勉強する必要がある。

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米国防長官更迭:イラク政策の誤り認める ブッシュ大統領

2006.11.09 Thu 14:11:23

 【ワシントン笠原敏彦】ブッシュ米大統領は8日、イラクの安定化へ向けた対応で「新鮮な視点が必要」としてラムズフェルド国防長官(74)の辞任を発表した。イラク政策の当否が最大の争点となった7日の米中間選挙で、民主党に下院の多数派を奪われた敗北を受け、政策転換へカジを切った。同長官の事実上の更迭で、後任には父親のブッシュ元政権で中央情報局(CIA)長官を務めたロバート・ゲーツ氏(63)を指名した。

 世界のいじめっ子であるアメリカの舵が変わった。アメリカは5〜10年毎に大戦争をする国として有名だ。ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争と、私たちにも記憶に新しい。
 他ならぬ日本もたったの60年前に原爆を2個落とされて、いじめっ子に屈した。その後はみなさんもご存知のように、アメリカの飼い犬に成り下がって、今、私たちは生きている。

 アメリカ国民はむかしからいじめが大好きで、歯向かう国をことごとく破壊してきた。学校でのいじめ問題なら、先生がある程度止めることができるが、世界ではアメリカを止められる国はない。

 日本がアメリカから直接的にいじめを受けない理由は、完全にアメリカに屈しているからである。

ちなみに日本人はアメリカ人と違い、強い者には巻かれる習性を持っている。江戸時代以前は、完全な縦社会であったわけで、身分の上の者、親や年配者に対して、従うことを習性としていた。

 アメリカはもともと狩猟民族であるから、弱い者いじめをする習性は日本人よりもはるかに強い。アメリカ国民は殺し合いをしなければ生きていけない民族のように思われても、近代史のアメリカの戦争歴をみると、やむを得ないところだ。

 さて、アメリカはイラクをさんざんいじめたが、相手の抵抗が激しいことに戸惑っている。決して戦争自体を反省しているわけではない。戦争をしかければ、すぐに屈するだろうと予想していたのに、意外にも相手がしぶといので、逆にびびっているのだ。

 世のいじめられっ子はイラク国民を少し見習って欲しい。イラクの自爆テロリストたちは、あの強国であるアメリカの兵士相手に、どんなにいじめに会っても屈せず、爆弾を手に命尽きても抵抗している。
いじめっ子に屈したくないなら、そこまでやりなさい!

 いいか! イラクで起こっていることは昔のことでもないし、異次元の世界で起こっているわけでもない。
飛行機で半日かけていけるところで起こっているのだ。

 いじめられっ子たちよ! いじめっ子たちの攻撃を正面から受けて立て! 

何が言いたいか? アメリカという強国ですら、イラクの国民の強さにびびっているんだ。いじめに会っても絶対に屈しない姿勢に、「戦争を仕掛けたのはちょっとまずかった」と反省させているのだ。やればできるということをイラクの国民が証明して見せているではないか!

 いじめっ子に従いたくないからと言って、逃げ回るな! 正面からイジメを受けて立て! そして命をかけて逆らえ! そうすればいじめっ子も反省する。アメリカがイラクに戦争をしかけたことを反省しているのと同じだ。

 いいか、いじめられっ子たちよ! おまえたちはいじめっ子に屈しないくせに、正面から決闘もせず、逃げ回って、先生やPTAを味方につけて、いじめっ子に勝とうとするから、その陰湿さ、卑怯さにいじめっ子が怒ってさらにおまえたちをいじめるのだ。

 今の日本のように、アメリカにしっぽを巻いていれば、絶対に攻撃されっることはない。断言する。だから、屈するか、戦うか、はっきりさせなさい! いいか、何度も言う、イラクでは今でもテロで何人もの人が死んでいる。たった今だ。アメリカのいじめに命をかけて抵抗している。少しは見習いなさい。

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核実験 金正日政権はいつ倒れる?

2006.10.30 Mon 13:32:18

北朝鮮が核を所有した。しかし、実のところ、日本の首脳陣や防衛庁から見ると、うらやましい。核は世界の支配者たるアメリカに対抗するカードとして秀逸だからだ。

アメリカ、イギリス、フランス、中国など核の保有国は他国に核を持たないように圧力をかけているが、これは決して良心的ではなく、極めて不正なことだ。私は戦争が嫌いだし、核を持って欲しくないと心から願っているが、ならば、現在の核保有国も、核を放棄すべきだ。

 核保有国が核を放棄せずに、他国に核を持つな! はあまりにもひどいことを言っている。理屈に合わないし、正義ではない。はっきり言うと、核を持つことは自国が強くなれたことを意味するわけで、経済封鎖されようとも、やるだけの価値はある。だからやった。それだけだ。一国の首相として、自国に価値のあることを実行することは、自分の権力を国民に誇示することになる。

 ところが、問題は、核保有はギャンブルだということ。得るものが大きいが失うものも大きい。銀行口座凍結などをされたことを考えると、そのギャンブルの賭け金は何十兆円というところだろうか。そんな巨大なギャンブルに出たことが問題なのだ。

 日本も太平洋戦争をアメリカに対して仕掛けたが、そのときもアメリカは石油封鎖や貿易封鎖を行った。経済でじり貧にするためだ。その結果、太平洋戦争勃発につながったわけである。

 日本はその時、帝国主義であり、一部の支配者が日本を牛耳る形であった。首相よりも軍部が強い権力を持っており、首相の犬養毅も暗殺された。まあ、今の北朝鮮で金正日氏が暗殺されることはまずないだろう。当時の犬養毅よりも強大な権力を持っているからだ。

 ただ、状況は安定していない。戦争が起こる背景は、飢えに苦しむ民衆の怒りを自分からそらし、諸外国に向けさせることにある。そうしなければ自分が殺されることになる。どっちみち殺されるのなら、国民の命を道連れにして、大博打してやろうと考えるのは、極めて人間らしい考え方である。

 これほどの大ギャンブルに挑むという状況は、金正日の命が危ないという状況が、裏に必ずある。それほど北朝鮮国民の怒りが爆発しそうだということになる。まさに、共産主義の崩壊、そして民主主義、資本主義への変化を国民が求め始めてきていると言える。

日本は格差社会がすすみ、資本主義が批判され、共産主義を求める声が出始めている。その日本とは逆の動きが出ているということだ。

 これ以上、金正日氏を刺激すると、戦争勃発はあり得る。なぜなら、彼がギャンブルをし始めたからだ。日本は緊急体制(軍事体制)をとっておかないと、大変なことになるかもしれない。

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米国防総省:ウズベキスタンに基地使用料2300万ドル

2005.09.21 Wed 23:17:34

 【ワシントン及川正也】米国防総省は20日、中央アジアのウズベキスタンに駐留米軍の基地使用料として、新たに約2300万ドル(約25億3000万円)を支払うことを明らかにした。ウズベクは米国のアフガニスタンでの「対テロ戦争」の拠点となっているが、米軍撤退を要求しており、駐留継続に向けた資金拠出とみられる。

 米軍はアフガンで01年9月の米同時多発テロ後、ウズベク南部の「ハナバード基地」を後方支援基地として使用。米国防総省によると、02年末までの使用料として既に1570万ドルを支払っている。

 米政府は、ウズベク政府が今年5月に起きた反政府暴動を武力鎮圧したことを強く批判した。一方、米軍の中央アジア長期駐留を警戒するロシアと中国が米軍撤退を要求し、ウズベクは7月、180日以内の撤退を米国に通告した。

 今回の資金拠出について米議会の反発は強く、超党派の6上院議員は20日、反対の書簡をラムズフェルド国防長官に送った。

毎日新聞 2005年9月21日 22時16分


 戦争はお金(経済力)でする時代になったといえるこの記事。なかなか興味深いです。今はプルトニウム爆弾で一つの国が壊滅する時代ですから、戦車や戦闘機での戦争は、単なるデモンストレーションだということがおわかりだと思います。
 わかりやすく言うと、ピストルを持っていて、いつでも相手を殺せるにもかかわらず、素手でけんかして、勝敗を決めようとするようなもの。素手でのけんかはスポーツのようなものであり、どちらが屈するかを決めるための儀式。
 
 過去のどの時代にもプルトニウム爆弾などなかったわけですから、この爆弾の発明以降の戦争は、デモンストレーション(儀式)化せざるを得ません。プルトニウム爆弾は最後の切り札ですが、この切り札は簡単に切ることができません。

 なぜなら、報復があるからです。例えば北朝鮮がプルトニウム爆弾を積んだミサイルを日本に打ち込んで、壊滅させたとします。しかし、そのおかげでアメリカから報復として原爆を落とされる危険性が高まります。だからミサイルのスイッチをうかつに押せません。だから、デモンストレーションと知っていても、戦車や戦闘機を使った、おままごとの戦争をするしかありません。アメリカがアフガニスタンやイランに仕掛けた戦争も、おままごとです。原爆を落とせば完全勝利なのに、それができないのですから。

 さて、重要なことは、このようなデモンストレーション化した戦争において、核ミサイルを落とされないようにするためには何が一番重要か?ということです。それは報復力を持つことだということです。

 すなわち、日本は他の諸外国に経済支援をたくさん行い、日本が攻撃されると、他の諸外国が経済的に大打撃をくらうという状況を作ることです。こういう状態にしておけば、日本が攻撃されると、日本から援助を受けた国が報復してくれます。別に武力報復でなくてかまわないのです。経済報復であっても、日本に戦争をしかけられないという戦争抑止力になります。だから、日本は今、経済力で世界ににらみをきかせていると言っても過言ではありません。

 また、経済は国境がありません。諸外国に日本の企業を作り、そこでの利益を吸い上げれば、戦争を行うことなく、現地人を支配し、物を生産し、利益を上げることができます。植民地など全く必要としないで他国の利益を吸い上げることができるのです。ならば、領土という考え方も、古い考えだということになります。経済に領土はもはや存在していないのですから。

 逆に、利益を吸い上げられた国はやせ細り、国民の多くが餓死し、実際にはミサイルを1個落とした以上に人が死にます。ウイルスが蔓延しても、それを防ぐ医療費すらなくなってしまうのですから。

 つまり、現代は武器を使わない経済戦争が起こっていると言えるわけです。その証拠に、アメリカはウズベキスタンに兵隊を駐留させるためにお金で解決しているではありませんか。まさに、経済力でものをいわせれば、実際に血を見ずに解決できてしまうということが証明されたわけです。

日本もマクドナルド、オリエンタルランド、デルなどにつぎつぎと経済戦争を仕掛けられ、そして負けて行っています。この経済戦争に勝つためには武力を鍛えるのではなく頭脳力を鍛えねばなりません。そういう意識を国民一人1人が持ってもらいたいなあと思っています。

「学校では絶対に教えてくれないどうして勉強しなくちゃいけないの(PHP)」にも掲載してありますので、ぜひ、興味のある方は読んでみてください。

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検証・戦争責任

2005.08.13 Sat 14:48:24

今日の読売新聞の朝刊で保阪正康氏が興味深いことを述べていました。「日本では戦争を論じる基本的な姿勢がなっていない。結論のみの自省や謝罪は空虚となり、形骸化する」と。
 私も全く同感です。戦争が始まった理由、兵隊を動員する法律の内容、戦争の作戦、目的、そして結果、そしてこれらの政府の責任などを誰も論じていません。これで果たして次に起こる戦争を回避できるのでしょうか? それは無理というものです。

 平和を考えるというなら、「戦争は嫌い」といい続ければいいというものではありません。そこで、今回は戦争が起こる仕組みについて、生物学的立場から論じてみたいと思います。

 戦争の基本形はそもそも1対1の喧嘩です。利権を奪い合う喧嘩です。人間も動物も同じです。オスの場合、メスの奪い合い、エサの奪い合い、縄張りの奪い合いです。そのために相手をこらしめるのです。

 人間は社会性の強い動物なので、1対1より、1対10で戦った方が勝つことを知り、グループを作るようになります。もちろん、相手もこれに負けないようにグループを作ります。そしてグループ同士の戦争が始まるようになります。
 その中で他のグループを合併していき、全戦全勝したグループは圧倒的な強さを誇示するようになり、そこからは戦争がなくなり、平和が築き上げられます。
 
 ところが、平和な時期は誰もが自己の快感を追求するように生きるようになるため、統率力が崩れはじめ、グループ全体の武力が弱まります。すると他の領土からライバルが攻撃してきて、戦争が起こります。

 日本のように島国では他国からの干渉は少なく、グループが崩壊すると、地方各地に武装グループが出現し、テロを行うようになります。そして武装グループ同士の戦争がはじまり、再び平和な時代が崩れ去ります。これを永遠に何度も繰り返しているのが人間という生き物です。

 さて、日本は戦国時代を経て、徳川家康から家光までの3代で、完全に武力統一されました。徳川に逆らった武将は地方に追いやり、政権を安定させたのです。

 ところが、平和な260年間のうちに徳川のリーダーシップは崩れ、薩摩藩や長州藩などが、武力を密かに蓄え、日本を乗っ取ろうという動きが生まれました。まさに薩摩や長州はテロリスト集団と化したのです。

 徳川幕府はこれに対し、フランスとタッグを組み、長州に軍を派遣します。当然、長州藩の民は怒り、徳川幕府に対する恨みをふつふつと煮えたぎらせます。薩摩と長州はその頃、犬猿の仲でしたが、坂本竜馬のとりはからいにより、徳川を倒すという共通の目的を持つことで協力しあい、そして軍を動かそうと画策しました。

 徳川はその動きを事前に察知し、殺される前に明治天皇に政権を返してしまい、薩摩と長州の攻撃をはぐらかえしてしまいました。しかし、薩摩や長州の民、そして武士たちの生活はいっこうに裕福にならず、しかも身分制度を廃止され、武士の権利が剥奪されたので、薩長の民や武士は激しく怒りました。

 この怒りは、薩長の藩主にとって、恐怖です。戦争をしかけようとして軍を作っているのに、幕府にはぐらかされてしまったのですから、その軍がいつ、クーデターを起こすかわかりません。軍の武士たちは、現状のままで何もしない藩主に怒りを感じ、藩主を殺しに来る可能性が大なのです。

 薩長の藩主はこの民衆の怒りをどこかにそらさなければ、命がありません。そこで西郷隆盛がこの武力を使って韓国に戦争をしかけようと言い出したのです。つまり、これは爆発しそうな民衆の怒りを藩主から海外の人に向けるための作戦だったわけです。

 人間という社会性の強い動物は、巨大な敵が目の前に現れると、衣食住が貧しくても、文句を言わず、戦いを優先させる習性を持ちます。だから「韓国に戦争をしかけろ」と一致団結すれば、民衆の怒りが収まり、藩主は殺されずにすむのです。これがそもそも戦略戦争が起こる仕組みです。民衆のクーデターを阻止するために、わざと海外に敵を作るのです。

 ところが、当然、今の日本はそんなことをしてる場合ではないという意見が中央政府から上がります。欧米に追いついて、追い越さなければ、日本は侵略されるという強い恐怖があったからです(富国強兵)。

 で、西郷隆盛はどうしたか? 「はい、わかりました」と引き下がれば、どうなるかは明らかです。西郷さんが暗殺されるだけです。怒り狂った民衆には、その怒りを発散させてくれる人が必要であり、引き下がる人はもはや敵と同じなのです。
 このような場合、政府の意見を無視して、戦争を起こすか、暗殺されるか?のどちらかを選ばなければなりません。そして平和的解決を望んで、暗殺されたリーダーは絶えません。過去の歴史をよーく勉強すれば、平和的解決を選んだリーダーはほとんど暗殺されるか、お払い箱にされるかのどちらかになっています。よく歴史を勉強してくださいね。

 西郷隆盛はその結果、戦争を起こさざるを得ない状況に追われ、西南戦争を起こしました。

すでにこのころの日本は明治天皇下の新政府に民衆が怒りを感じていました。生活が豊かにならず、苦しかったからです。旧薩摩や長州の役人たちも、欲求不満状態です。もうすでに明治の新政府はボロボロ状態。つまり財政破綻状態だったわけです。
 
 しかも、その頃の日本のフレーズは「列強に負けない軍事力を」という方針でしたから、財政困難状態を他の国を侵略して(戦争を起こして)どうにかしようとしていました。戦争を起こす目的で軍事力を増強していたわけです。なぜか? それは何度も言いますが、財政が破綻し、日本国民が貧しく、国民が怒っていたからです。政府にとっては民衆の怒りや不満がもっとも恐ろしいものなのです。怒りが爆発すればいつでもクーデターがおこって暗殺されてしまいます。

生き物というのは、自分が殺されることと、相手を殺すことの究極の選択を迫られたら、必ず「相手を殺す」方向に向かいます。これが戦争の原理なのです。

 期は熟して、日清戦争、日露戦争と実際に戦争を起こし、それなりの成果を上げました。しかし、日本が大打撃を食らった日露戦争では、事実上引き分けのようなもので、日本はさら経済状態が苦しくなったのです。

 当然、ここで責任のなすりあいが起こります。誰の責任で日本の経済が破綻したのか?という責任問題です。怒りは爆発寸前です。何度も言いますが、爆発すればクーデターが起こります。この怒りをどう抑えるか? これが毎年の政府の課題です。そして国民の怒りをそらす方法もいつもお決まりです。中国を、ロシアを、仮想敵国とし、その敵と戦うことに意識を向けさせるという方法をとったわけです。

 もし、そういう方法をとらなかったとしたら…日本内でクーデターが起こり、それに便乗してアメリカやロシアが日本国内のテロリストたちに武器を渡し、内戦状態にして、日本を弱体化し、植民地にされていたことが予想されます。もちろん、そうなっていたとしたら、日本は現在、こんな豊かな先進国でありえなかったはずです。平和を望む人たちは、日本の弱体化にいいように利用されます。諸外国に戦争を仕掛けないと主張する平和主義者のおかげで、国内でクーデターが起こり、内戦状況になるのですから。

皮肉なものです。平和を願う人のおかげで、国が崩壊するのですから。世界史をよーく勉強してみると、平和的解決を望んだ首相がことごとく暗殺されている事実がよくわかりますよ。

そこには経済の破綻、民衆の怒り、という首相レベルではどうしようにもできない条件がそろってしまうのです。これらがそろうと、戦争は避けられません。

以前のブログで、なぜ金正日があそこまで好戦的かということについて論じたことがあります。それは好戦的でなければ、北朝鮮内でクーデターが起こり、彼が暗殺されるからだと述べたと思います。

 さて、第一次世界大戦で漁夫の利を得た日本は一時的に好景気になりますが、そのお金を特権階級の人間たちが独占してしまったために、一般民衆は貧乏のままでした。戦争に勝っているのに、貧乏なのです。この癒着構造、わいろ構造は封建社会の特徴です。そして封建社会では民衆の怒りを押さえ付けるために、軍事力を増強することは常套手段。そしてますますの軍国主義へと変貌をとげたのです。

 ところが、日本の中国大陸進出をアメリカが阻止しようとしました。さあ、ここで問題です。アメリカに戦争を仕掛けるか?潔く退くかです。

もちろん、退くほうを選んでいるのですが……退くほうを選んだ首相は暗殺される。これが法則。その法則どおり、時の首相、犬養毅は暗殺されてしまいました。なぜか?犬養毅に日本のならずものをまとめる統率力がなかったからです。日本のならず者の由来はそもそも薩摩長州の時代からの人々です。すでに江戸幕府が倒れた時に、日本の統治機構は崩れており、それをむりやり、明治天皇に政権を返した形で丸くおさめてしまいました。しかし、丸くおさまるはずなどないのです。日本は、藩主たちが、自分のそれぞれの国をおさめる形で作られていたので、お山の大将が全国にいっぱいいました。それらはならず者として、密かに君臨していたわけです。地方で根強く君臨していたのです。それが誰だかはわかりません。それを明らかにすれば、私が殺されるでしょう。ですが、裏社会は存在していたはずなのです。というより、こういう状況で王政復古がなされれば、必ず裏社会が出来上がってしまう。その裏社会を統治する力が、犬養毅になかったというだけのことです。

 こういう、名ばかりの首相が平和への道を選べば、必ず暗殺されます。当たり前の仕組みです。裏社会の大将は軍を操るだけの力を持っているのですから。

 そして満州事変、日中戦争、第2次世界大戦へと発展していったわけです。

この状況で、いったい誰に戦争を止めることができるのでしょう? もし、タイムマシーンに乗って、あなたが、戦争を起こらないようにテコいれするとしたら、どこの何を変えればいいでしょう? 無理でしょう? 避けられないでしょう? なぜなら、江戸時代、いや、それ以前の戦国時代からの恨みつらみから端を発しているからです。

 さて、こういうことを考えてはじめて、平和を作るにはどうすればいいのか?を語る資格が出てくるのです。何度も言うように、経済の破綻が戦争の引き金になることだけは確か。だとすると、平和を作るとは、経済破綻が起こらないように努力することではないでしょうか?

ところが世の中は皮肉を心得ている。経済自体が戦争だからです。私は今の世を第3次世界経済戦争と呼んでいます。

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平和を守るために

2005.08.12 Fri 22:47:54

 毎年この時期になると戦争を振り返り、平和を守ろうという動きが活発になりますが…悲しくなります。国民のほとんどが平和を守るものと考えているところにがっかりです。人間史が始まって以来、平和が守ることで維持できたことなど存在しないというのに…世界史や日本史を学んできた人なら、平和がどのようにして作られてきたか?ということがわかるはずなのに…愚かです。

 平和は守るものでは決してなく、勝ち取るものだということがなぜわからないのでしょう? 国を統率する大きな武力が存在しないと、平和が訪れないことなど、歴史で何度も学んできたではないですか。

 戦争をしないと、国民が一致団結したところで、他の国から攻められれば戦わざるを得ないことなど、当たり前の原理ではないですか?にもかかわらず、戦争でこれだけひどい目に合わされたにもかかわらず、「平和を守る」なんて発想をしている人に腹が立ちます。そういう人がいるから平和を守れないのです。

 今の時代はスイッチ一つ押すだけで、国が壊滅する威力のあるプルトニウム爆弾があります。経済力や軍事力が、日本よりもはるかに小さい国でさえ、その爆弾を生産できます。スイッチを押せば「平和を守る」なんて言っている人は一瞬にして命を奪われるのみ。そういう時代に本当に平和を勝ち取るためにはどうすればいいのか? それを国民の誰も、まともに考えていないことが腹立たしい。

 この時代の平和を勝ち取る方法は何なのか? それをなぜ考えない? 戦争反対と主張したいなら、平和を勝ち取る方法を真剣に考えなさい。その具体的方法を何も考えず、戦争永久放棄とのたまっているバカな国民が多すぎて嘆かわしい。

 国債を減らす方法を何も考えずに、福祉を充実させるとほざいている代議士と変わりがありません。

 理想を追求するのではなく、もっと現実的なことを考えなさい。どうすれば戦争しなくてすむのか? その具体方法を言いなさい。それが平和を守るという本当の意味ではないでしょうか?

 さて、今回はこれを読んでいるみなさまに平和を維持する具体的方法を問うてみたい。スイッチ一つで国が壊滅するこの時代の平和の守り方を!

 報復も、戦うこともできないのです。何せ報復する前に、国が壊滅状態になっているのですから。そんな時代の平和の作り方。みなさんも、このさい真剣に悩んでください。今回は答えを書きません。

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ウズベキスタン:反政府暴動 「治安部隊、市民に銃乱射」

2005.05.16 Mon 19:09:18

ウズベキスタン:
反政府暴動 「治安部隊、市民に銃乱射」と現地報道
 ◇国境に避難民5000人殺到

 【モスクワ杉尾直哉】中央アジア・ウズベキスタンのカリモフ大統領は14日、首都タシケントで記者会見し、東部のアンディジャンで起きた大規模な反政府暴動を武力鎮圧したことについて、「大勢の群衆が無秩序をもたらす危険があった」と述べ、無差別発砲を正当化した。しかし、暴動鎮圧後、反政府暴動は各地に波及する様相を示している。また、カリモフ政権の弾圧と混乱を恐れた3000〜5000人の避難民が隣国キルギス国境に殺到、一部が越境しているとみられ、周辺国を巻き込んだ混乱に発展する可能性も出ている。(毎日新聞ニュース)


 イラクに新たに200名の自衛隊員が派遣されましたが、自衛隊員の家族はどんな思いでしょうか?日本では平和ボケした国民が「戦争は絶対にいやです」と自衛隊に嫌悪感を示す言葉を吐き、そんな中、軍隊として憲法で成立していないというのに、イラクに命をかけて出向いているのです。「戦争はいやです」とインタビューに答える人々は自衛隊員の家族のことを考えることもできないのでしょう。

 私が自衛隊員の家族だったらこういうでしょう。「あなたが国のために命をかけるのは立派なことです。でも、日本国民はそんなあなたのことを全く考えてくれてないのです。自衛隊を否定し、平和ボケしている日本人のために、命を投げ出すことが、悔しくないのですか? 今すぐ自衛隊をやめて、イラクに行くのを中止してほしいです」と。

 イラクに派遣された自衛隊員の家族は、どこにもぶつけられない怒りを感じています。軍隊があるから国を、国民を守れるというのに、その軍隊を国民が認めようとしないのですから。誰のために命をかけるのでしょう? それは犬死にです。

 だれだって戦争はいやに決まってます。もし、本当に「憲法に永久平和」を歌えば、それだけで平和が訪れるのなら、私は喜んで自衛隊を放棄します。国民のみなさまは「戦争をしない」と憲法にうたうだけで戦争が起きなくなると本当に信じているのでしょうか?

 さて、戦争の起こり方を学ぶ上でウズベキスタンの内乱はとても参考になります。もし、これを「どこか知らない国のたわむれ」と思っている人がいたなら、考えを改めたほうがいいでしょう。

 内乱が起こる原因は必ず国民の貧困なのです。そして独裁政治家のいる国です。独裁者は国民が飢えに苦しんでいても、裕福な生活を送れますが、逆に言うと、独裁者に対する国民の不満を常に受けなければなりません。

 さらに言うと、独裁者の権力があまりにも強大なので、独裁者になりたいという側近が大勢現れ、常に命を狙われる立場にもあるということです。

 そしてこの独裁者が殺される時は、国内の不満が高まり、クーデターが起きる時です。ウズベキスタンは事実そのようにして内乱が起こりました。

 この内乱を防ぐために、独裁者は常に「国民のガス抜き」をしなければなりません。そこで仮想敵国を作り、貧困の不満を他国のせいにするということを行います。そうしなければ独裁者の命が危ないからです。中国も北朝鮮も、実際に今、それをしています。北朝鮮はアメリカを、中国は台湾を仮想敵国とし、国民の怒りをそらそうとしています。中国も北朝鮮も中央集権国家なので、国民の不満が爆発するとクーデターが起こるからです。

 ウズベキスタンのカリモフ大統領は、今さら民主化の路線に移ることができません。それをすれば、今までの政治が失敗だということが国民にばれてしまい、クーデターが加速します(殺されます)。かと言って、隣国に戦争を仕掛けたくても、その理由がありません。

 カリモフ氏の命が助かる道は、他国に戦争をしかけて、国民の怒りを他国民に向けて発散させることが最善なのです。←実際、これが戦争が起こる原理なのです。しかし、それも無理。

 それでも命が助かる方法はというと、カリモフに反抗する国民を殺すしかないわけです。というわけで、ウズベキスタンは今、内乱状態になってしまいました。しかも、武力で弾圧し、市民を殺してしまいました。そして、その内乱が確実に広がっているようです。つまり、国民の怒りが、「命をかけてでも、カリモフを殺してしまえ」というレベルにまで達してしまったということです。

 さて、カリモフ氏はそれでもどうにかして殺されないように画策します。それはロシアとアメリカに助けを求めて、国内の反乱軍を鎮めるということです。

 もちろん、米、露ともに、カリモフ氏に軍事力を貸したいとは思っていませんが、アフガニスタン侵攻のときに、米はカリモフ氏に便宜をはかってもらったという背景があり、むげに断ることもできないようです。

 私が言いたいことは「内乱と戦争は紙一重だ」ということです。国民の不満が政府(独裁者)に向くと内乱といい、独裁者がうまくそれをかわして、他国に怒りを向けるようにすると戦争になるということです。そして戦争は国民が貧困になると起こります。

 さて、北朝鮮は今、国民が貧困です。間違いなく独裁者に対する怒りが年々大きくなってきています。金正日氏はこの怒りをうまくかわさなければ、国内でクーデターが起こるでしょう。それを防ぐためには、隣国に戦争を仕掛けなければなりません。その隣国とはどこでしょうか? 韓国と日本です。

 今、金正日氏は隣国に攻め入る理由を作ろうと必死になっていることでしょう。国民を納得させられるものなら何でもいいのです。しかし、韓国には米軍基地もあり、韓国を敵に回すとアメリカに攻められ、イラクの二の舞になります。だから金正日氏は悩んでいると思うのです。

 どうすれば国民に殺されずに済むか? 独裁者は国が貧しくなるとこの議題に悩まされます。今も昔も変わりません。ただ、言えることは、自分の命を守るためなら、国民が何百万人死のうとかまわないということです。これが人間の利己的さです。

 ウズベキスタンを見て、私たちは自国の自衛隊のこと、イラクに派遣された自衛隊員のこと、靖国神社参拝のことなど、いろいろと考えなければなりません。

 なぜ小泉首相があれほどまでに靖国神社参拝に意地を張るのか? それは一つに国民に仮想敵国を作る目的があります。他国から非難され、他国に威勢を張ったほうが、国民からの支持率は上がります。逆に今まで意地を張ってきたものを「中国と韓国に文句を言われた」という理由で引き下げると、国民の威信を失います。それが怖いのではないでしょうか? 

 国民の利益のために靖国参拝問題があるのではなく、自分(小泉首相)の利益のためにあるような気がしてなりません。それぞれ、人は自分の命や名誉を守るために、多くの命を犠牲にするものだなあと考えさせられてしまいます。

 日本でも憲法第9条を改正しようとする動きがあります。専門家は後10年はかかるだろうと見ていますが、中国、韓国、北朝鮮などの隣国が、日本に軍事的な圧力をかけてくると、日本国民も恐怖心が芽生え、憲法改正に賛成します。10年もかからないでしょう。

 そのためには、わざと中国、韓国、北朝鮮に対し、圧力をかけ、嫌われなければならないでしょう。もしかすると小泉首相はわざと嫌われ役を買って出て、国民の意見を憲法改正に向かわせようとしているのかもしれません。もし、そうだとすると、彼は偉大な人かもしれません。まあ、良いほうに考えすぎかもしれませんが…

 戦争は憲法では防げません。それだけは確かです。

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反日デモ:「日本はスケープゴート」石原都知事が中国非難

2005.04.27 Wed 09:47:06

 東京都の石原慎太郎知事は26日、ロイター通信との単独インタビューで、中国各地で起きた反日デモについて中国政府が国内の不満をかわそうと「日本をスケープゴート(身代わり)にした」と述べ、中国を非難した。

 また、ジャカルタでの日中首脳会談で、小泉純一郎首相は中国の胡錦涛国家主席に対し、デモで生じた損害への謝罪と補償を求めるべきだった、と強調した。

 石原知事は中国国内の経済格差などに触れて「マグマのような(不満の)エネルギーが高まっている」と分析。デモは「大衆の不満が国家の指導層に向かうのを防ごうと、北京(政府)が組織したものだ」と指摘した。さらに著書のタイトルになぞらえて「『ノーと言える日本』とのフレーズを繰り返したいとは思わないが、中国が誤りを犯したときは、中国に対しノーと言うべきだ」と述べた。(共同)

毎日新聞 2005年4月27日 0時57分


 まあ、石原都知事のおっしゃることは真実でしょうが…
利己的に生きようとする人間にとってこれは当たり前のこと。日本もこれと同じことをつい最近、していたのです。それが征韓論! さらに少し前には豊臣秀吉も同じことをしていました。

 征韓論、ご存知ですか?1873年、薩摩藩の西郷隆盛が、明治維新後の新政府に不満が集中することを避けるために、韓国を敵国として照準を合わせ、武力で戦争を起こそうとしたものです。
 まさに今回の反日デモもこの征韓論と全く同じと言うわけです。わずか130年前のできごとです。

 日本は今、まだまだ裕福なので、国民の不満はほとんどなく、政府を覆そうなどという動きは見当たりませんが、中国は人口爆発に伴い、経済格差が出現し、不満が爆発しかかっています。

 それはそうでしょう。今まで共産主義として、国の元に平等に給料が支払われていたにもかかわらず、最近になって資本主義を急に取り入れたために、儲けるやつと、超貧乏人の2種類ができてしまったのですから。どこが共産主義の国やねん? そう、この疑問こそが国を首脳陣を恐怖に怯えあがらせる世論なのです。

 共産主義はほぼ崩壊しているのに、首脳陣は国民を制圧し、自由を奪い、共産主義の厳しい掟に従わせています。一方、その網の目をくぐって大もうけするやつが出てきているわけですから、そりゃあ怒りますよ。その怒りを日本に向けて首脳陣は自分のクビを守ろうとしたということになります。

 彼らにとってもっとも恐怖なのはクーデター。不満が長く続くと、クーデターはほぼ必ず起こるので、それは大変なのです。共産主義は特権階級者にのみ、莫大な恩恵が与えられ、その他の国民は全て平等とする主義なので、特権階級者は、国が不安定になると真っ先に恨まれます。だからこそ、特権階級者たちは、その恨みを必死にかわそうとするわけです。

 早い話が、日本に戦争を仕掛けたって、特権階級者の首がつながるなら、そのほうがましということです。そして日本も1873年に同じことを提唱したわけです。それを提唱した西郷隆盛は西南戦争を起こし、敗れて自殺しました。しかし、それでも上野公園には西郷隆盛の銅像がそびえたち、勇者としてあがめられています。

 戦争はいつの世もこのようにスケープゴートから始まるので、別に珍しいはなしでも何でもありません。中国首脳陣たちの気持ちもよくわかります。

 私たちができることは、国際社会にこのことを訴え、万一、日本が攻められるようなことがあれば、世界を味方につける必要があるということだけです。そのために、常日ごろ、反論を持てということなのでしょうか。

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中国全人代:「反国家分裂法」成立 台湾独立阻止へ

2005.03.14 Mon 15:26:30

 【北京・大谷麻由美】中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)は14日午前、台湾独立阻止を目指した「反国家分裂法案」や政府活動報告、05年度予算案などを採択、閉幕した。台湾独立に「非平和的方式を取る」と明記した同法は賛成2896票、反対0票、棄権2票で成立した。台湾は強く反発、日米なども台湾海峡の緊張につながると懸念しており、中台関係や対外関係に影響を及ぼすことは必至だ(毎日新聞ニュース)

 中国の国力は近年、着実に増大しており、日本も中国との貿易では密接な関係があります。その中国の脅威を私たちは無視できないようです。台湾に対して、武力で戦争をしかけることをよしとする法案が成立したことで、私たち日本人は「遠くで起こっている出来事」とたかをくくってはいけません。

 もともと、戦争はなぜ起こるのか? を考えなければなりません。

 生物は子孫を残すために最重要視するのは、敵からの攻撃に備えるということです。なぜなら、子を育てている時に、もっとも敵からの防衛力が低下し、母子ともども殺されてしまう可能性があるからです。子を育てるためには敵がいない状態を作り出すしかなく、そのために人は領土を作り、そこに侵入する敵を殺すということをしてきました。これがそもそもの国の成り立ちです。

 領土が広ければ広いほど、子が敵に襲われる心配がなくなり、子孫は繁栄します。だから人は太古の昔から領土を広げるために戦争を繰り返してきました。また、相手の領土を奪うことで、その国で生産されているものの多くを奪い、資源をたくわえました。

 中国は世界最大の領土を持つ国で、その力を利用して領土の拡大をはかっています。あまり、知られていない事実ですが、中国は現代もチベットに攻め込み、領土拡大を行っているようです。ですから、台湾に対して、戦争をしかけるなんてことは、いつものことであり、彼らにとってはたやすいことと言えるでしょう。

 アメリカはこの中国の動きを批判し、プレッシャーを与えていますが、現在、イラクに派兵している都合上、それほどにらみをきかくこともできません。台湾の国民は中国のこの法案可決で、身震いしているはずです。

 人間はもともと利己的な遺伝子を持ち、自分たちが繁栄するためなら、敵対する人間を容赦なく殺す生き物であることが広く知られています。恐ろしい本能ですが、そういう遺伝子を持ってしまっているわけです。

 ただし、問題は、本能丸出しの戦争を開始すると、世界から敵対視されるので、それを恐れるがゆえに簡単に戦争をしかけることができません。戦争が起こらない理由はただそれだけなのです。それが証拠に、中国がチベットを攻めていても、日本ではニュースにすらなりませんし、アメリカも全く無視です。チベットが攻められようと、日本もアメリカも痛くありません。それだけの理由で攻め込む行為が報道されないわけです。

 つまり、どこかの国がどこかの国を攻め込もうとも、自分の国に害がなければ無視するというのは、今も昔も変わらないということです。今回、アメリカが中国に圧力をかけるのは、台湾がアメリカにとって利益のある国だからなのです。もし、台湾が利益のない国であれば、無視されます。別にアメリカが世界平和のためだけに軍事力を使っているわけでは決してありません。なにせ人間はみな利己的ですから。

 さて、中国にとって台湾は犬猿の仲ですが、今は独立国家の一つです。確かに昔は中国の領土だったわけですが、そんなことを言い出せば、日本だって魏志倭人伝の頃(邪馬台国に卑弥呼がいたころ)、漢の時代は中国の属国だったのです(書類上)。これも中国が日本を攻め込む理由になるわけです。分裂した国を取り戻す法案が可決されたわけですから。

 戦争を起こす理由さえあれば、強い国は弱い国にいつだって攻め込みたくて仕方ないというのが、どこの国の本性でもあります。人間の本性です。そしてここで考えていただきたい。平和はいつの時代も努力して勝ち取るものだということを。人間の本性はきわめて野蛮です。それを知るべきなのです。

 自分の命、家族の命を守るために、国を強くしていく他に、戦争を避ける方法がないということです。自分たちが戦争を起こさなくとも、相手から勝手な理由をつけて攻め込んできます。それが人間の本質だということに決して目をそむけないでいただきたいと思います。平和は努力して勝ち取るものです。

 

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1945年3月10日・東京大空襲 焼夷弾の夜、死者10万人

2005.03.10 Thu 07:33:33

1945年3月10日未明、民家が密集する東京の下町は米軍による大規模な空襲にさらされた。約300機のB29戦略爆撃機が低高度で次々に飛来し、焼夷弾(しょういだん)の雨を降らせる。大人も子供も、一般市民は猛火の中を逃げ惑い、犠牲者は空前の10万人に上った。人類が生み出した都市無差別爆撃が何をもたらすか。その凄惨(せいさん)な現実は記録され、記憶し続けなければならない。
(毎日新聞ニュース)

 戦後生まれの人はこの記事を読んだところで何もピンとこないでしょう。私は日本国憲法第9条の戦争放棄の理念を小学生のときに学びましたが、「戦争は怖いから絶対にしないでほしい。この憲法を絶対に守る」と思ったものでした。これを父に話すと「憲法は人間が作ったものだから、人間によってすぐに変えられるんだよ」と言われ、「そんなことない」と反論したのを覚えています。

 よく考えてみると、人間の過去の歴史の中で、戦争がなかった時代は一人の強大な支配者が国を治めている時だけでした。支配者が複数いると、常に戦争が起こります。法律で戦争を禁止しようとも、隣から攻めてこられれば、戦うしかありません。家族を守るために戦うのです。家族が殺されていくのをただだまって見ている親などいません。

 日本では無残な殺戮が今からたった60年前に起こっています。昔ではありません。現代です。法律など全く無力です。みなさんは国際法で守られているから戦争はむやみに起こらないと信じていると思います。私もそう信じたいです。

 しかし、自分の彼女が、友達が、両親が息子、娘が、目の前で殺されていくのを見た人が、どれほどの恨みを持ったか、想像できますか? 東京大空襲で炎にあぶられ、川に飛び込んで窒息死していく姿を見た人の怒りがあなたにはわかりますか? それをたったの60年で忘れろと、誰が言えるのですか?

 アメリカに原爆2個も落とされるという世界で例を見ない非人間的なことをされたのですよ。その恨みをたった60年でゼロにするのですか? できるわけないでしょう。今、あなたの恋人が目の前で殺されたら、あなたはどんな感情を持ちますか?

 戦争を起こした日本が悪いから、恨むほうが悪いでしょうか? そんな言葉をあなたは遺族に吐けますか? 戦争はいけないことだから、武器を全部放棄しましょう。とかわいい娘を殺された遺族にあなたは言えますか? もし、本当に、目の前で家族を殺されたら、あなたは武力報復を心に誓うはずです。それが生き物です。人間です。

 ただし、私たちは明らかに強い敵に挑むほどバカではありません。屈辱を感じながらも、強い敵にはプライドを殺して敵に尻尾を巻きます。それも人間です。戦後アメリカは日本人の結束力を恐れ(日本はアメリカを逆襲した唯一の国ですから)、日本国憲法をアメリカの指導のもとに制定しました。戦争永久放棄は、戦争をするなという意味ではなく、日本から武力を奪い、アメリカの言うがままにするために作った「日本を腑抜けにさせる憲法」という目的を持っていました。

 もちろん、それを教科書で教えるわけにはいきません。「武器を持たなければ平和でいられる」というありもしない理想を植えつけられて、戦後の国民全体が腑抜けにされてしまっただけのことです。

 誓って言いますが、私は右翼的な思考を持っているのではありません。真実をそのまま語っているのみです。武力を持たずに生きていけるほど、生き物の世界は甘くないといいたいだけです。

 さて、勘違いしてもらっては困るのは、武力は今や軍事力ではないということです。なぜならば、どこの国でも原爆さえ作れば、ボタン一つで国ごと消滅させることができるからです。潜水艦でミサイルを撃てば、対空ミサイルですら間に合いません。軍事力は人間の力を超えてしまったからこそ、戦闘機や戦車や機関銃も、単なるデモンストレーションの道具にしかならない時代が来てしまいました。

 では、武力とは何なのか? それは今や頭脳の力=学力 の時代だということです。経済力で他国を殺せる時代なのです。もし、私たちが60年前の恨みをアメリカにぶつけたいのなら、日本の学力を世界最高水準に上げ、世界のトップの技術を持てばよいのです。そうすれば、強い力を獲得でき、戦争を仕掛けられない国、戦争をしない国になれると思いませんか?

 60年前の恨みを忘れてはいけない! ただ、口でこういうだけでは意味がありません。この屈辱を、恨みを日本国力を上げる力に変換していけなければ、無意味です。それを若者にたくすしかありません。

 せめて、日本が経済戦争でトップに立てるように、屈辱をバネに一丸になって教育力へと変換していければよいと思っています。

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